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Storage

 

Storageとは

Storageは、キーと値の組み合わせでデータを保存・取得するユーティリティピースです。前回処理した日時、処理件数のカウンター、処理状態など、ワークフロー内で再利用する個別の値を管理する際に使用します。

Storageの使い方

  1. ワークフローの編集画面で「Storage」ピースを追加します。
  1. 値を保存する場合は「Put」、取得する場合は「取得」を選びます。
  1. 保存・取得するキーとストアスコープを指定します。保存時は値も設定します。
  1. テスト実行して、保存した値を後続ステップから参照できることを確認します。

ストアスコープについて

  • RUN(実行):同じ1回のフロー実行内で使用する値に適しています。
  • FLOW(フロー):同じフローの複数回の実行をまたいで値を共有できます。
  • COLLECTION(プロジェクト):同じプロジェクト内のフローで値を共有できます。
💡
FLOWは「1回の実行が終わると消える」という意味ではありません。処理状態を次回実行へ引き継ぐ用途などに利用できます。RUNとFLOWは有効範囲が異なるため、用途に応じて選択してください。

Storageを変数のように使用する方法

Storageでは、キーと値を指定してデータを保存し、あとから同じ値を取得することができます。前回の処理日時や処理状態などを記録し、後続のステップや次回のフロー実行で利用したい場合に適しています。
例えば、次のように設定します。
  1. Storageの「Put」で、キーと値を保存します。
  1. Storageの「取得」で、保存時と同じキー・同じストアスコープを指定します。
  1. 「取得」の出力を、後続ステップのデータセレクターから選択して利用します。
💡
保存時と取得時でストアスコープが異なると、同じキー名でも値を取得できません。 例えばFLOWで保存した値を、RUNを指定して取得することはできません。

FLOWスコープを使う例:前回の処理日時を引き継ぐ

前回の実行で処理した日時を保存し、同じフローの次回実行で再利用する場合は、ストアスコープに「FLOW」を指定します。
  1. Storage「取得」:キーに 、ストアスコープに「FLOW」を指定し、前回の処理日時を取得します。
  1. 取得した日時をもとに、今回の対象データを処理します。
  1. 処理が完了したら、Storage「Put」でキー に今回の処理日時を保存します。ストアスコープも「FLOW」にします。
このように保存した値は、その1回のフロー実行が終わっても消えず、同じフローの次回実行で取得できます。
初回実行時など、まだキーが存在しない場合は、Storage「取得」の「デフォルト値」を利用することもできます。

保存した値の上書き・削除

  • Put: 同じキー・同じストアスコープに値を保存すると、以前の値を上書きします。
  • 取得: 指定したキーに保存されている値を取得します。
  • 削除: 指定したキーの値を削除します。
FLOWの値はフローの実行をまたいで保持されますが、保持日数を指定する機能や一定の日数で消える仕様については、ここでは案内していません。不要になった値は「削除」で消すことができます。

通常のデータ参照・Codeとの使い分け

方法主な用途
データセレクター前のステップの出力を、そのまま後続ステップに渡す
Code計算や文字列加工などで値を作り、出力を後続ステップで利用する
Storage:RUN同じ1回のフロー実行内で値を保存・取得する
Storage:FLOW同じフローの次回以降の実行でも値を利用する
Storage:COLLECTION同じプロジェクト内の複数フローで値を共有する
前のステップの出力を次のステップで使うだけなら、Storageは不要です。 データセレクターで直接参照してください。複数回の実行をまたいで値を引き継ぎたい場合に、Storageの利用を検討します。
関連ヘルプ:Put/取得

変数・テーブルとの使い分け

「変数」は共通設定値を管理画面から編集する場合、「Storage」はフローの処理に応じて値を保存・更新する場合、「テーブル」は複数項目を持つデータを一覧で管理する場合に適しています。
詳しくは、変数・Storage・テーブルの違いと使い分けをご確認ください。